オンライン講習案内
キャリアコンサルタント養成講習、キャリアコンサルタント更新講習
オンラインの講習に興味をもっていただいて、ありがとうございます。
企業などで外出制限がかかっていらっしゃる方などへ向けて、全12回をオンラインで開催する養成講習を2020年8月開講からご用意いたしました。そしてオンラインに設定された更新講習では全てがオンライン講習となり、ご自宅で受講できます。あらかじめお送りさせて頂いたテキスト、レジュメを利用し、オンラインの映像と音声で講習に参加します。
以下に、集合形式と異なる点を踏まえ解説します。
1 はじめに
オンライン講習は、オンライン会議システム Zoomの「ミーティング」を利用した講習となります。ご自宅からPC、タブレット、スマートフォンといった機器(デバイス)を利用して受講します。Zoomが使える通信環境といった機器や通信料などはご負担して頂く必要がございます。
はじめての方へのおススメ (はじめてのZoomインストールと同時に動作も確認)
全くのはじめての方は、【必ず】以下のガイドをご覧になって参加のイメージをもってください。
お名前を入力し、「ミーティングに参加」、着信音の確認、マイクの確認、「オーディオに参加」で動作が確認できます。
ご利用の環境で講習参加できるかどうか、今すぐお試しになりたい場合は、以下のURLをクリックして、テストミーティングに参加することで、動作を確認できます。映像や音声の送受信を確認できます。
https://zoom.us/test
2 環境
ネットワークに接続した前述の機器が必要となります。また、Zoomアプリケーション(後述)が使える機器である必要があります。簡単には以下の機器です。
●講師、講習資料を表示できるディスプレイを必要とします。
●ご自身の映像を送れるカメラを必要とします。
●音声を相互に通信できるマイクとスピーカーまたはヘッドフォンなどを必要とします。
これらは、機器によっては内蔵されている場合があります。カメラ付きノートパソコンなどです。
その他、通信量と消費電力
目安として標準的な画質を利用しており、目安としては1時間あたり700MBから1GBほどです。従量制で課金される場合は定額制の通信プランの利用をお奨めします。ご自身の画像のアップロードを停止している場合は、半分となります。やむを得ずアップロードを停止する場合は、講師へ申し出てください。
講座は6時間以上に及びます、機器はバッテリーではなく、電源につないで利用することをお奨めします。
3 Zoom(C)のダウンロードとインストール
初めてZoomをご利用になる方は、アプリケーション(無料)をダウンロードし、インストールする必要があります。
講習参加時にもダウンロードすることができますが、あらかじめダウンロードした方が、円滑に参加できます。
はじめての方は、「
はじめに」の説明にある「テストミーティング」の利用がおススメです。
またセキュリティを確保するために、必ず最新版をご利用ください。2020年4月21日時点での最新版は、バージョン: 4.6.12 です。
最新版は以下のURLからダウンロードすることができます。
ダウンロード:アプリケーションソフトウェアを機器内へ入手すること
インストール:アプリケーションソフトウェアが機器で実行できる状態にすること
4 受講の流れ
4.1 開講通知
受講申し込みとお振込みが完了しましたら、開講通知または受講通知を電子メールなどで送ります。オンライン講習に該当する「ミーティング」への参加案内や緊急連絡先もこれに含めます。また、講習によっては資料を郵送します。養成講習と更新講習では開講前に資料を郵送します。
【 案 内 例 】
時間: 2020年4月11日 13:00
https://zoom.us/j/707268191?pwd=VTN2N08vSkd3RHZXdVBvVnZrVjhSUT09
ミーティングID: 707 268 191
パスワード: 395096
緊急連絡先: 090-1234-5678
4.2 講習への入室
受講当日は、オンライン講習に該当する「ミーティング」にアクセスして参加ください。参加の際はあらかじめ連絡があったURLからアクセスし、入室してください。ミーティングIDとパスワードを使って入室することもできます。入室は30分前から行うことができます。受け付けと同時に当日の送受信の入室順に確認しますので、しばし待機室でお待ちください。
4.3 緊急連絡先
急に体調が悪くなった場合や、うまくアクセスできない場合などは開講通知とともにご案内した緊急連絡先に連絡してください。講習開始前30分から講習開始までに連絡してください。
4.4 入室後、講習の開始から終了まで
講習で使う Zoomの機能を交え開始から終了までを説明します。講習は講師と受講者の間で、映像、音声を共有し講習を進めます。メインセッションと呼称します。
●受講者のみなさんは、講師の映像を受像できるようにし、且つスピーカーもオンにしてください。
講師から資料を画面で共有する場合があります。アンケートに回答して頂く場合もあります。
●受講者のみなさんは、基本的にミュート(音声を消音)してください。ノイズ回避のため。
●ご質問がある場合
ご質問を受け付ける時間をお取りします。また、適宜受付いたします。
右手や左手をカメラに向かって大きく手を挙げてください。講師側の画面で視認しやすいためです。
講師よりお声をかけますので、ミュートを解除し、ご質問ください。
●退出してしまった場合
講習中は再び、ミーティングルームへ参加してください。
●グループワーク
グループワークを行う場合があります。ブレークアウトセッションという呼称で、各グループの小部屋を準備します。こちらに参加してください。
・画面上の案内に従って、ブレークアウトセッションに参加し、グループワークを行ってください。参加には数秒ほどかかることがあります。
・グループ員全員を見渡すには、右上のボタンでギャラリービューを選ぶと便利です。
・グループワークの終了は終了前に通知します。任意または終了後に自動的にメインセッションに戻ります。
・各グループには、講師が陪席することがあります。
・終了前にグループの小部屋であるブレークアウトセッションから出てしまった場合は、再び、ブレークアウトセッションに参加してください。
6 オンライン講習FAQ よくある質問
6.1 リハーサル環境などありますか?
当日の講習は養成講習、更新講習ともに9時30分に開始ですが、養成講習は9時から、更新講習は8時50分から入室可能といたします。入室後に受付と動作確認などを行いますので、お早めに接続してください。また、接続できない等のトラブルのため、当日の緊急連絡先となる携帯電話の番号をご案内いたします。
講習日より前にアプリケーションの動作を試すこともできます。以下のURLからZoomビデオコミュニケーションズが準備するお試しのひとりだけの会議に接続できます。ここでは、ビデオやオーディオの動作確認をすることができます。
http://zoom.us/test
6.2 ビデオを使いますか?
更新講習のようにグループワークを含む講習では、お互いの表情が見られるビデオでの接続を利用しています。パソコンとスマートフォンを同時に使うこともできます。例えば、講師が表示する資料はパソコンでみて、ワークでお互いの表情を確認する場合にはスマートフォンを使うといったこともできます。内蔵カメラのないパソコンで、Webカメラなどの外部接続機器を用意できない場合、パソコンでの接続と別にもうひとつ、スマートフォンやタブレットなどカメラ内蔵の機器での接続する方法があります。
ただし通信料が課金されますので、講習中はスマートフォンやタブレットも定額課金の回線に接続した方がよいと思います。ご契約の通信プランに合わせてご利用ください。
機器とは別に、背景が気になるといったこともあるかもしれません。バーチャル背景という機能を使って、任意の背景を選ぶことができます。古いスマートフォンでは利用できないことがあるようです。
6.3 グループワークの人数の目安はありますか?
どれくらいのサイズの画面が必要でしょうか?
講習では、参加人数にもよりますが4人~5人でひとつのグループを形成します。また2人のグループとなる場合もあります。4人~5人は確認できることが望まれます。どんな画面を利用するか参考にしてみてください。
6.4 チャットをしますか?
キーボード付きの端末にするかどうかの目安はありますか?
チャットを行うことがあります。ただし頻繁に行うことはありません。基本的には音声で受け答えします。講習によっては講師から簡単な問いかけをチャットでする場合がありますし、受講者からの質問をチャットで受ける場合もあります。チャットで質問したい場合には、キーボードなど、ご自身の使いやすい環境をご利用ください。なおセキュリティ上の観点から受講者同士のチャットは制限しており、講師宛てまたは全員宛てのチャットを利用します。
6.5 当日に参加できない場合は欠席となりますか?
回線不良等の理由で参加できなかった、一律に欠席扱いですか ? リハーサルなしでは回線不良等の理由で不参加もありえると思いますが?
回線不良等で参加が不可能な場合は、受講約款に基づき対応をさせていただきます。
講習の開始まで、養成講習では9:30、更新講習では 10:00 までに緊急連絡先の電話にご連絡ください。
開始時刻後の連絡につきましては、誠に申し訳ございませんが、通常の集合研修と同じく欠席の扱いとさせていただきます。
ご了解ください。
6.6 セキュリティへの取り組みを教えてください。
2020年の3月に話題とされていたセキュリティ上の問題でZoom爆弾といったことがありました。SNS上で知れ渡った会議へのアクセス情報をもとに、第三者が参入して不適切な画像などを送るといったことでした。もちろん、この問題に対しては、パスワードにより会議にカギをかけることや、会議への参加者をホストが承認する過程を得るなどで防いでいます。また、当時にFBIより案内があった対策は以下のように全て盛り込んでいます。例えば以下通りです。
● Do not make meetings or classrooms public. In Zoom, there are two options to make a meeting private: require a meeting password or use the waiting room feature and control the admittance of guests.
会議にはパスワードをつけること。
⇒ 研修では、これによって外部の方の不用意な侵入を防ぎます。
待機室を作ること。(承認後に入室)
⇒ 研修では、これによって外部の方が誤って侵入しても退出処理を行います。
● Do not share a link to a teleconference or classroom on an unrestricted publicly available social media post. Provide the link directly to specific people.
研修への案内(リンク)は個々人に送信すること。(SNSなど不特定多数の人が閲覧できる場所に掲示しない)
⇒ 研修では申込いただいた個々人に研修の案内(リンク)を送信します。
● Manage screensharing options. In Zoom, change screensharing to “Host Only.”
共有処理(資料の提示など)はホストのみ許可する。(あらかじめ設定機能で設定しておくこと。)
⇒ 研修ではホストとなる講師のみが資料を提示できるようにします。
● Ensure users are using the updated version of remote access/meeting applications. In January 2020, Zoom updated their software. In their security update, the teleconference software provider added passwords by default for meetings and disabled the ability to randomly scan for meetings to join.
最新版のアプリケーションを使うこと。(2020年4月1日以降のバージョンを使う)
⇒ 研修では最新のアプリケーションを利用します。また受講者へも最新版を利用するように促します。
● Lastly, ensure that your organization’s telework policy or guide addresses requirements for physical and information security.
組織のテレワーク方針を確立しておくこと。物理面と情報セキュリティ面の要件への対応をガイドすること。
⇒ 研修では、上記のような対応を含め受講者が安心できるような体制構築し、これを案内します。
その他にも、会議への侵入以上の問題として、サーバーとなるコンピュータそのものに侵入してしまうようなセキュリティホールがあったようですが、こちらは、2020/4/1 以降のバージョンのZoomアプリケーションで解消されています。UNC link issue と呼ばれたもので、チャットを利用したセキュリティホールでした。
WindowsといったOSもですが、アプリケーションには脆弱性が常につきまとってしまいます。上記のように日々情報を入手し、最新の状況に対応していくことで堅牢なセキュリティとなるよう努めております。
ライセンス 改版履歴
※ Zoomの名称およびロゴは、Zoom Video Communications, Inc.の米国および日本を含むその他の国における商標または登録商標です。
2020.4.22 初版
2020.4.24 誤記を訂正
[誤] 入室後に同左確認などを行いますます
[正] 入室後に受付と動作確認などを行います
2020.4.24 はじめての方むけの説明に簡単な手順を追加
2020.4.27 2 環境に通信量と消費電力を追加、4.4 質問の受付方を変更
2020.5.3 初めての方向けの手順を更新。名前の変更方法とスマフォの説明を追加
2020.5.25 1 はじめににおいて、最初にガイドを読んでいただくよう構成を変更した。
2020.6.26 冒頭説明にて、養成講習は第7回目までをオンラインにしていることを記載した。
2020.7.30 冒頭説明にて、全12回をオンラインで開催する養成講習の文言を追記した。
2020.8.31 冒頭説明にて、通常の養成講習のオンライン開催を第6回目までに変更した。